日本アイ・ビー・エム代表取締役社長が挙げた「私のカリスマ」とは。 →パナソニックグループ創業者の松下幸之助さん|私が尊敬するカリスマ経営者
和歌山の果物農家の長男として生まれ、大阪の大学に進学。新卒でエンジニアとして入社した日本アイ・ビー・エムで社長に就任した山口明夫。彼が大ファンと公言するのは同じく和歌山出身、大阪で会社をおこした“経営の神様”、松下幸之助だ。大阪の学生時代にコンビニでふと手にしたPHP文庫を読み、人の温かさを大切にするお人柄に感銘を受けて以来、松下幸之助さんの大ファンです。同郷の和歌山出身であること、9歳で大阪に出てこられたことからも、勝手に親近感と尊敬の念を抱いていました。企業は社会の公器、事業は人なり、商品の前に経営理念を売る、等の言動の根底に、人への信念、より良い社会への想いと経営への深い覚悟を感じ、多くを学ばせて頂いています。◎1964年生まれ、和歌山県出身。87年日本IBM入社。エンジニアとしてシステム開発・保守を担当後、経営企画、米国IBM役員補佐などを歴任。コンサルティング、システム開発・保守、アウトソーシングなどのサービス事業担当を経て、19年5月から現職。米国IBM本社の経営執行委員のほか、企業アクセシビリティ・コンソーシアムの代表理事、22年より経済同友会副代表幹事も務める。“経営の
塾生たちには数多くのカリキュラムが課せられていたが、そのなかのひとつが松下電器系列の販売店「ナショナルショップ」で実際に家電を売るという販売体験の授業だった。その販売体験の報告会でのことだ。孫のような塾生たちの体験を松下は相好を崩して聞いていた。ところが、ある報告を聞くや、表情を険しくし始める。ある塾生が、自分たちは高校を出たばかりの販売員の足元にも及ばなかった。だから、塾長(松下のこと)に報告できるような結果は何もありませんと報告した時のことだ。報告会が終わると、松下を激怒させた塾生は荷造りをしていた。あれだけ塾長を怒らせたのだから、退寮を命じられるだろうと、涙を流しながら荷造りをしていた。ところが、そこに松下の秘書がやって来て、一冊の小冊子をその塾生に渡した。松下のエッセー『叱ってもらう』だった。怒られた意味がよくわかっていない塾生に秘書は、松下の言葉を伝える。「売り方がわからなければ、なんで高校を出たばかりの子に聞かなかったのか?...
松下政経塾には松下の理念に共鳴し、多くの若者が集まった。そのなかのひとり、野田佳彦は後に総理大臣となる。地盤・看板・カバンを持たなかった政治家の野田は、この塾の人脈を足がかりとして民主党内で頭角を表していった。 松下は「家が貧乏だったこと」「身体が弱かったこと」「学歴がなかったこと」、この3つを自分がもらった「恵み」だったと話していた。言わば、この“三重苦”があったればこそ、それをバネとして成長できたと言うのだ。
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