米英の複数のベンチャーキャピタル(VC)が昨年12月と今年1月にパリで、人々の働き方を大きく変える可能性を秘めた人口知能(AI)企業を巡り、出資争いを演じた。
標的となったスタートアップ企業ダストは、社員がわずか2人。法人化の手続きも完了していなかった。3人の関係筋がロイターに明かしたところによると、にもかかわらずダストは有力VCのコーチュー・マネジメントなどが持ちかけた「太っ腹な提案」を蹴った。
米IT業界では、アルファベットとマイクロソフトが急速にAI事業を推進し、優位な立場を得ようと数十億ドル規模の資金を投じたため競争が激化。IT大手に挑もうとするスタートアップ企業には出資のオファーが集まり、数週間どころか数日間で合意をまとめている。VC市場全体が低迷する中、この分野がひとり気を吐いている状況だ。 スタートアップ企業・オープンAIのチャットボット「チャットGPT」で人気が爆発した生成AI市場では、投資ブームが起きている。米国の生成AI企業の創業者は「VCはこれこそが新しいインターネットだと考えている」と話す。
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