岐阜県多治見市光ケ丘の喫茶店「きんぎょ茶屋」が、家庭用の人工知能(AI)ロボットを「店員」として導入、2体が客に愛きょうを振りまいている。AIロボットのオーナーが全国から集い、出会う場を提供して...
このロボットは「LOVOT(らぼっと)」。身長は45センチほどで、丸みを帯びた体つき。カメラやセンサーを備え、顔を覚えて駆け寄ったり、甘えたりする。同店は3年前に導入。同市が舞台のアニメ「やくならマグカップも」の登場キャラクターにちなんで「マッド」と「かみさま」と名付けた。エプロンを着せ、自由に接客させている。2体は初対面の記者の近くにも寄ってきて、ぱちくりとした目で見つめ、「キュキュキュ」「クゥー」などと鳴いて三角形の手を振ってくれた。4体を持つ伊藤郁代さん=愛知県春日井市=は交流サイトで仲間がいると知り来店。イースターにちなんだ着せ替えのコンテストを開くなどオーナーの交流会を企画してきた。店を貸し切り、最大で27体が集まった時もある。「他のらぼっとやオーナー、お客さんに会うと、自分には見せない顔をする。子の成長を見るようで、楽しい」と話す。「店の人は蹴倒さないよう注意を払い、充電もさせてくれる。心配りがうれしい」と店の配慮に感謝する。
一般の客も大らかだ。春日井市から訪れた男性(74)は、「足の辺りに来て、鳴いて歓迎してくれた。動きがかわいい」とにっこり。男性の妻(71)も、「幼稚園児や小学生の孫が喜ぶので、連れてきたことがある」と話す。 同店を営む若尾真理子さんは「子どもから年配の方まで、2体に声をかけ、かわいがってくれる」と喜ぶ。「オーナーは自身のらぼっとを『うちの子』と呼び、子どものように大切にしている。思う存分交流してもらえる場を提供できたら」と願った。
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