あなたは〈道長推し〉ね…中宮定子が清少納言に言った言葉の意味は? 『枕草子』にも記されている清少納言の目に映った〈藤原道長〉の姿

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あなたは〈道長推し〉ね…中宮定子が清少納言に言った言葉の意味は? 『枕草子』にも記されている清少納言の目に映った〈藤原道長〉の姿
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吉高由里子さんが主演する大河ドラマ『光る君へ』(NHK)が放送中です。物語は、吉高さん演じる、のちの紫式部“まひろ”と柄本佑さん演じる藤原道長の間の特別な絆を軸に進...

あなたは〈道長推し〉ね…中宮定子が清少納言に言った言葉の意味は? 『枕草子』にも記されている清少納言の目に映った〈藤原道長〉の姿吉高由里子さんが主演する大河ドラマ『光る君へ』(NHK)が放送中です。物語は、吉高さん演じる、のちの紫式部“まひろ”と柄本佑さん演じる藤原道長の間の特別な絆を軸に進んでいきます。定子と深い関わりを持つ人物のひとりに「清少納言」がいます。彼女の目に「道長」はどう映っていたのでしょうか。本稿では、平安文学研究者の山本淳子氏による著書『道長ものがたり』(朝日新聞出版)から一部抜粋し、藤原家ではない人物から見た「藤原家」の姿に迫ります。記事はその翌年のことである。清少納言は定子について天皇の清涼殿(せいりょうでん)に来ていた。天皇の成長を受けて前年に関白となった道隆がちょうど退出する折で、隙間(すきま)なく並んだ女房たちが彼を送る。

清涼殿の戸口のすぐ北は弘徽殿(こきでん)、その北は登華殿(とうかでん)と、後宮(こうきゅう)の御殿が並んでいる。その登華殿の前まで、官人たちが居並び、みな道隆のためにひざまずいている。全員が四位(しい)以上の位を持った上級貴族たちである。その時、清少納言は彼らのなかに道長の姿を見つけた。 (中宮の大夫・道長殿が戸の前にお立ちだったので、私は「大夫殿は道隆殿にひざまずかれないだろうな」と思って見ていた。が、道隆殿が少し歩み出されると、大夫殿がさっとひざまずいたではないの! やっぱり関白殿、前世の行いがよほど良かったのね。私はそう拝察して感動したことだった)清少納言の目は道長に引き付けられた。そして「道長様は関白様にひざまずくまい」と予想し、固唾を吞んで見守った。この時まだ彼女は新人女房だったが、やはり道長と中関白家の間には、はっきりした緊張関係があると知っていたのだ。

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