「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を決める第1次選考の結果が11月3日、東京ビッグサイトで開催されている「ジャパンモビリティショー2023」の中で発表され、全34ノミネートの中から、今年もっとも優れた上位10モデル「10ベストカー」が選出された。
例年、第1次選考時点では得票数を発表していなかったが、今年度から公表されることとなった。この時点で最も多くの票数を集めたのはトヨタ『プリウス』だ。これだけを見るとプリウスが日本カー・オブ・ザ・イヤー最有力候補だが、上位4位までのBMW『X1』、日産『セレナ』、ホンダ『ZR-V』については僅差。最終選考ではさらにこの10台から投票がおこなわれるため、逆転の可能性は大いにある。
軽自動車では三菱『デリカミニ』が唯一残った。三菱は昨年度、日産『サクラ』とともに『eKクロスEV』で初の軽自動車EVとして日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いており、二冠達成に期待がかかる。また、マセラティ、アバルトの10ベスト入りはそれぞれのブランド史上初の快挙だ。 この中から最も優れた1台が日本カー・オブ・ザ・イヤーとして表彰される。日本カー・オブ・ザ・イヤーが日本メーカー車だった場合、海外メーカー車でもっとも多く得票したクルマに「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が与えられる。このほか部門賞として、「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」および「実行委員会特別賞」が選ばれる。
最終選考会は12月7日。そこで今年度のイヤーカーが決定する。最終選考会・表彰式の模様は日本カー・オブ・ザ・イヤー公式YouTubeチャンネルにて生配信される。「今年の一台」が決まる瞬間を、ぜひお見逃しなく。
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