日体大荏原が日本学園に1ー0で競り勝ち、2回戦へ進んだ。
試合は8回まで両チーム無得点と、緊迫した展開になった。日体大荏原は最速140キロ右腕の吉田健汰(3年)が先発。日本学園はプロ注目の最速144キロ右腕・古川遼(3年)が6回までマウンドに立った。吉田は8回に連打を許したものの、崩れることなく無得点でしのぐ。その裏、2死二塁の好機では、5番バッターとして左越え適時二塁打を放ち、均衡を破った。1点のリードを死守し、9回4安打9奪三振の好投。112球を投げきった。
吉田は「安心しました。強い相手で昨日も緊張であまり落ちつけなかったけど、しっかり勝ちきれて良かった」と胸をなで下ろした。「変化球でストライクを取ることができた。相手の狙いを絞らせないように投げられた。満足いく内容」とピッチングには一定の手応え。インコースの球を狙い決勝点につながった一振りは、「体が勝手に反応した」と笑顔を見せた。 本橋慶彦監督は「苦しかった。なかなか点は取れないと思ったけど、チャンスは少しできていたと思うけど、そこからの集中力というか、1本が出なかったので。その苦しさと相手ピッチャーの抑える気迫は感じた。ズルズルいかなかったところは、ベンチもみんな一生懸命声を出して。やるべきことをきちんとできた。みんなでつないでいこうと話して点を取れた」と勝利の要因を語った。粘り強さは、春になって見られた成長だという。
投打に大活躍の吉田についても、「本当によく投げてくれた。粘り強さはずっと課題にしていて、春のオープン戦はそこで負けてしまうことが多かった。連打をくらったところで長打が出てしまうとか。よく我慢して頑張ってくれた。(決勝打についても)ああいうところで打てるのも、吉田の強さ、技術の高さがある」とたたえる。一方で「吉田におんぶにだっこではだめなので、みんなで頑張らないと。こういう成功体験を次につなげていきたい」とチーム全体のさらなる奮起に期待していた。5日は、東村山西と対戦する。(雑誌『報知高校野球』取材班)
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