終盤にあと一本が出ず、今季4度目の完封負けを喫した。最大の好機は8回1死満塁。佐藤輝がフルカウントから島内の外角の154キロで見逃し三振に倒れた。際どいコースに、岡田監督は「あれ、ストライクか?」と
苦笑い。ただ、判定への不満はなく「ボールばっかり振ってる打者やからな。味方につけなあかんわ、審判も」と普段の姿に釘を刺した。
1死満塁をつくり、ようやく床田を降板させた場面。バットを止めた佐藤輝は天を仰ぎ「何も言えません」と悔やしがった。指揮官も、この選球には苦言なし。ボール球の空振りも多く、リーグ最多42三振の“印象”を「選球眼のええ打者なら、審判も人間やから、ボールというかも。機械じゃないんやから」と指摘した。 さらに、初球と3ボール1ストライクからのファウルも「甘い球やし、真っすぐを1・2・3でいけるカウント。1球で仕留めなあかん」と不満。6日にも「どのくらいが普通か分からん」と好不調の波に首をかしげていた大砲に求めるのは、この日の一打よりも安定した打撃だ。 4月11日以来、今季2度目の3番に起用したノイジーは2併殺。床田と前回の対戦は2打数2安打3出塁だったが、不発に終わった。中野の二塁手として初の1試合2失策も失点に絡み、岡田監督は「シートをかぶせた後は気いつけな」と雨の後のグラウンド状態の変化を指摘。戦った2時間55分以前の“過程”を語る一日になった。(安藤 理)
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