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優勝まであと1アウト。マウンド上の慶応の2年生エース・小宅(おやけ)雅己には、ある思いが浮かんだ。「みんなとやってきて楽しかったな」。帽子のつばには「必笑」と刻まれている。だから涙はない。歓喜の瞬間、トレードマークの笑顔で捕手の渡辺憩(3年)と抱き合った。
土浦日大との準決勝完封から中1日。先発を譲った同じ2年生の左腕・鈴木佳門をリラックスさせるため「3点以内なら許すよ」と声をかけた。8―2とリードが広がった5回から2番手で登板。今春選抜からの成長は「ピンチでのギアの使い方がうまくなった」。8回2死一、二塁、9回無死二塁とピンチを招いても、140キロ台前半ながら、切れのある速球とカットボールがさえた。5試合に登板し、28回でわずか2失点。最後は15イニング連続無失点で締めた。 栃木出身で、県央宇都宮ボーイズでは中3春の全国大会で中学日本一。県内外の強豪校など約60校から誘いを受けたが、自由な雰囲気に憧れて慶応を受験した。「エンジョイベースボールが一番大事だと改めて思った。好きな野球なので楽しまないと」。4万人を超える大観衆で埋まった甲子園の中心で、選んだ道は正しかったと認識した。
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