第76回朝日杯FS・G1(15日、京都)の出走馬16頭が12日、確定した。京王杯2歳Sの覇者パンジャタワーは栗東・坂路で最終追い切りを行い、馬なりでラスト1ハロン11秒7と鋭い伸び。無傷3連勝で新種
牡馬タワーオブロンドン産駒初のG1制覇へ、万全の態勢となった。
一糸乱れぬダイナミックなフォームで、パンジャタワーが朝一番の栗東・坂路を駆け上がった。序盤はゆったりと入り、残り2ハロン付近から徐々にスピードアップ。馬なりながらラストまで加速し続け、52秒7―11秒7。絶好の最終デモで好仕上がりを印象付けた。「完全に馬なりでしたが、それでラスト1ハロン11秒7。すごいと思います。前走よりも良かった。抑えも利いてメリハリがついて良かった」と橋口調教師も抜群の動きに目を細めた。 新馬戦、京王杯2歳Sとデビューから無傷の2連勝。半馬身差、首差と勝ちっぷりに派手さはないが、どこからでも進められる自在性の高さに加え、並んでから競り勝つ勝負根性が武器。前走もラスト3ハロンはメンバー最速タイの33秒8の末脚を繰り出しており、しまいの切れも兼備している。
今回は初めてのマイル戦。トレーナーは1ハロン延長で、未知の距離の克服に手応えをにじませる。「トモ(後肢)がすごくて短距離馬っぽいですが、前走を見る限り折り合いもついていた。1600メートルまでは問題ないと思います」ときっぱり。京王杯2歳S優勝馬は、同じく無敗だった22年オオバンブルマイ(7着)などが距離延長の壁にはね返されてきたが、10年グランプリボス以来の勝利も現実味を帯びてきている。 デビューからコンビを組み、1週前に動きを確認した松山は「距離は心配していない。力を出せればチャンスはあると思います」と闘志を燃やした。今年が初年度産駒の父タワーオブロンドンは、ダノンプレミアムが圧倒した17年に3着。父に初重賞をプレゼントした孝行息子がリベンジ、そして3連勝でビッグタイトルを届ける。(戸田 和彦)
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