来季５年目を迎える巨人・堀田賢慎投手（２２）が３０日、みやざきフェニックスＬ最終戦となったオリックス戦（サンマリン）に先発し、６回４安打１失点と好投した。先発を志願して臨んだ同リーグでは４試合の登板
サンマリンスタジアムのマウンドに堀田が仁王立ちした。２点リードの５回。１死から３連打を浴びて１点差に詰め寄られたが、後続を連続三振に斬って最少失点に抑えた。最速１４６キロの直球にカーブを意識的に投じ、緩急をつけて６回４安打１失点６奪三振。最終戦を勝利に導き、自信をつかんだ。
強力なライバルが目の前に出現し、心は燃えた。同学年で同じ岩手出身の中大・西舘が、巨人からドラフト１位指名された。「僕は小学校の頃から知っている。西舘のチームは結構強くて、練習試合をやらせてもらったりした。高校の時も佐々木朗希と一緒に注目されていた」。まだ言葉を交わしたことはないが存在は知っていた。
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