特殊詐欺の容疑で逮捕状が出されている4人は、数年前からフィリピンの収容所に拘束されています。ところが、31日になって、去年、日本で“ルフィ”に会ったという話が出てきました。 日本の“ルフィ”が関わっているとされるのは、去年11月に山口・岩国市で起きた強盗未遂事件です。岩国の事件で逮捕されたのは、葛岡隆憲被告(26)、石栗一樹被告(37)、北条マクサンドリ被告(24)、渡邉翼被告(26)、上野晴生被告(23)の5人。この事件で運転手役・見張り役・上位者との連絡役をつとめ、実際に“ルフィ”に会ったというのが、上野被告です。 去年10月、引っ越し費用が欲しかった上野被告は、ツイッターで『即金5万円』などの求人投稿を見つけ、応募。去年11月4日、“求人の担当者”から岡山で『報酬30万円』の仕事を紹介され、金欲しさからその仕事を引き受けました。その後、上野被告は、東京・東村山市のコンビニで、“ルフィ”を名乗る人物と直接会い、岡山までの新幹線代などをもらったといいます。 ルフィの人物像について、上野被告は、身長170センチぐらいの中肉中背、日本人で関西なまり、30〜40代ぐらいと話しています。新幹線代などとして3万円程度受け取りました。“ルフィ”と名乗る人物と会い、一言二言、会話したあと、“ルフィ”というアカウントから連絡が来るようになったといいます。 上野被告の弁護士によりますと、上野被告は、メッセージを送ってきた“ルフィ”と、東京で会った“ルフィ”は同一人物だと思っていたとのことですが、実際にはわかりません。 上野被告は、金を受け取ったあと、岡山や山口で、ほかのメンバーと合流し、去年11月7日に山口・岩国市で強盗未遂事件を起こします。しかし、実は、その前日、特殊詐欺事件にも関わり、ここでも“ルフィ”からの指示を受けていました。 11月6日 “ルフィ”から受け子の仕事に誘われ、岡山県総社市で高齢者からキャッシュカード3枚をだまし取ります。7回にわたって、ATMから合計120万円を引き出したといいます。上野被告の弁護士によりますと、この際、『どこで』『1回あたりいくら引き出すか』、“ルフィ”から細かく指示を受けていたとのことです。 捜査関係者によりますと、「“ルフィ”はコードネームでしかない。“ルフィ”という名前にかく乱されていては、逆に捜査に支障が出るし、相手の思うつぼになりかねない。事件に関係する証拠を積み上げて摘発していく。それだけだ」と話しています。
特殊詐欺の容疑で逮捕状が出されている4人は、数年前からフィリピンの収容所に拘束されています。ところが、31日になって、去年、日本で“ルフィ”に会ったという話が出てきました。
去年10月、引っ越し費用が欲しかった上野被告は、ツイッターで『即金5万円』などの求人投稿を見つけ、応募。去年11月4日、“求人の担当者”から岡山で『報酬30万円』の仕事を紹介され、金欲しさからその仕事を引き受けました。その後、上野被告は、東京・東村山市のコンビニで、“ルフィ”を名乗る人物と直接会い、岡山までの新幹線代などをもらったといいます。
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“事件前に東京で「ルフィ」に指示された' 岩国市・強盗未遂事件の被告が…一連の強盗事件の指示役「ルフィ」は一体、誰なのか?去年11月に山口・岩国市で起きた強盗未遂事件の“実行役”の1人が、事件前に東京で「『ルフィ』と会った」と話しています。
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