【 侍ジャパン 】3連勝へ 山田哲人 、 山川穂高 、中野拓夢が初スタメン 「3・11」先発は 佐々木朗希 野球 baseball
「６番・二塁」でヤクルト・山田哲人内野手（３０）、「７番・一塁」で西武・山川穂高内野手（３１）、「８番・遊撃」で阪神・中野拓夢内野手（２６）の３人がいずれも今大会初スタメン。前日１０日の韓国戦で右手指を痛めて途中交代して病院に向かい、この日の練習も不参加だった西武・源田壮亮内野手（３０）に加え、巨人・岡本和真内野手（２６）、ＤｅＮＡ・牧秀悟内野手（２４）もスタメンを外れた。
２試合連続でマルチ安打＆打点をマークしているエンゼルス・大谷翔平投手（２８）は変わらず「３番・指名打者」。２試合２１得点の打線を支えている１、２番も「１番・中堅」でカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（２５）、「２番・右翼」でソフトバンク・近藤健介外野手（２９）が入った。一方で２試合連続無安打に終わり、１０日の試合後は「そろそろ打ちたいなと思っていやっています。しっかり結果を出せるようにやっていきたい」とコメントしていたヤクルト・村上宗隆内野手（２３）は、３試合連続「４番・三塁」に入った。 先発のマウンドに上がるのはロッテ・佐々木朗希投手（２１）。岩手出身の朗希にとって忘れることの出来ない「３・１１」でＷＢＣデビューする。１２年前の１１年３月１１日。当時９歳だった朗希は岩手・陸前高田市の高田小で震災を経験した。生まれ育った街は津波にのみ込まれ、父・功太さん（当時３７歳）と祖父母は帰らぬ人となった。１０日には「ずは自分のピッチングに集中して、その中でいいパフォーマンスを、そして良い結果を出せるようにしたい。とにかくチームが勝つためにやっていきたいと思っています」と意気込みを口にしていた。
大会前は、２月２５日のソフトバンク戦（宮崎）、３月４日の中日戦（バンテリンドーム）で先発。計５回を投げて失点なしとここまで上々の調整を見せ、４日には大谷に並ぶ日本選手最速の１６５キロもマークした。この試合で勝てば準々決勝進出に大きく近づく一戦。朗希の投球に注目だ。侍ジャパンのスタメンは以下の通り。
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