【上原浩治】６回７失点KOバウアーの弱点「大物メジャーと言っても、しょせんは人の子」 上原浩治 バウアー baystars
サイ・ヤング賞右腕が負けた。巨人戦に先発したDeNAトレバー・バウアー投手（32）が、6回103球を投げ、3本塁打を含む11安打7失点（自責6）で来日初黒星を喫した。大物メジャーリーガーのバウアーが、日本球界で2度目の先発をした。これまでも“大物メジャー”は来日しているが、2020年にサイ・ヤング賞を獲得したバリバリのトップ・メジャーリーガーが日本で投げるのは初めてだろう。1年半のブランクはあるとはいえ、どんな投球を見せてくれるのか楽しみにしていた。明確な弱点もある。2回2死一塁から梶谷、4回2死一塁から門脇が盗塁。2個目の盗塁をした門脇は、初球に走っている。実際にクイックで投げているバウアーを見て「走れる」という確信があったのだろう。2軍戦でも前回のデビュー戦でも走られている。今試合まで4盗塁で12球団最低だった巨人に簡単に走られるようでは、今後の大きな課題になる。ハードオフ新潟のマウンドがどうなのかは分からないが、地方球場のマウンドは低いイメージがある。硬めの土に入れ替えたと聞いたが、屋外球場のマウンド斜面の傾斜は、それほどきつくはできないだろう。個人の感覚によって違うが、私のイメ
不調の原因を考えても、どのピッチャーにも当てはまるようなことばかり。今後対戦するチームは「大物メジャーといっても、しょせんは人の子」と思って萎縮せずに戦ってほしい。6回には宮崎のエラーもあり、2本のホームランを浴びた。本来なら1本目のホームランを打たれた後か、痛烈な投手ゴロをはじいてヒットになった時点で降板だっただろう。これだけの大物だと、ベンチも代えにくい。実績がありすぎる上での弱点だといっていい。 ただ、送りバントがファウルになっても、一生懸命に走っていた。熱くなってプレーするだけに気性も荒いのだろうが、この手のタイプは個人的に大好き。しっかり反省し、早いうちに弱点を克服する可能性もある。しつこく弱点を突いてくる日本の野球に対し、どう対応してくるのか、興味は尽きない。（日刊スポーツ評論家）DeNA対巨人 6回表巨人無死一塁、大城卓（左）に右中間へ2点本塁打を打たれ、腰に手をつくバウアー（撮影・宮地輝）DeNA対巨人 7回投手交代となりベンチを後にするDeNAバウアー（左）（撮影・宮地輝）
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
【内匠宏幸】辛口の岡田彰布が絶大な信頼を置く男「堂々とした４番になることよ」大山悠輔の成長 - 岡田の野球よ - 野球コラム : 日刊スポーツ正真正銘、頼れる「4番」になってきた。そう、阪神の大山悠輔のことだ。ここ最近の見事なバッティングはほれぼれする。どの打席も期待感にあふれ、何かが起きるといった… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）
Read more »
【ソフトバンク】試合数少ない割りに登板過多の中継ぎ陣、藤本監督の悩みの種払う先発奮起求む - プロ野球番記者コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ2位ソフトバンクは開幕から27試合を消化した。3度の雨天中止と日程の都合もあり、まだ一度も6連戦を経験していない。試合数は12球団最少。「余力を残している」と… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）
Read more »
銀座の時計店襲撃、強盗関与疑い４人は16～19歳 横浜の高校生やバイトら 服装や覆面は酷似 - 社会 : 日刊スポーツ東京・銀座の高級腕時計ロレックス専門店「クォーク銀座888店」で覆面姿の男3人組に多数の腕時計が奪われた強盗事件で、直後に東京都港区内の建物へ侵入した疑いで現… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）
Read more »