コンゴ民主共和国は、国土に眠る豊富な天然資源を巡って国外勢力の関与が続き、常に混乱状態にある─ →【ルポ】血が流れ続けるコンゴ民主共和国 「鉱物」をめぐる争いのいま
舞台は、コンゴ民主共和国(以下コンゴ民)。1997年までザイールと呼ばれていた、アフリカ大陸の中程に位置する国だ。人口約1億840万人、フランス語を公用語とし、首都は人口約1500万人のメガシティ、キンシャサ。日本の約6.3倍の国土には多くの鉱物資源が埋蔵されている。
世界一の生産量を誇るのが、スマートフォンやパソコン、ゲーム機のコンデンサなどに使用されている「タンタル」。全生産量の43%がコンゴ民のものだ。また、モバイル機器や電気自動車のリチウムイオン電池に欠かせない「コバルト鉱石」は全生産量の68%を占める。他にも、産業に欠かせないスズ、銅、金、ダイヤモンド、ウラン、石油なども産出する資源に恵まれた国である。最大の要因は、国土に眠る豊富な天然資源を巡って国外勢力の関与が続き、常に国が混乱状態にあることだ。現在も、鉱床が多い国内東部には100を越える武装組織が乱立しているといわれる。
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