<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇21日(日本時間22日)◇テキサス・アレン◇男子フリー男子はショートプログラム(SP)3位の佐藤駿...
調整ミスを悔やんだが、表彰台は確保。全6戦の総合成績上位6人が進出するGPファイナル(12月、北京)2季連続出場へ望みをつないだ。優勝はイリア・マリニン(米国)で世界歴代4位の合計310・47点をマークし圧勝。吉岡希(法大)は6位、壷井達也(シスメックス)は8位。女子SPは千葉百音(木下アカデミー)が64・24点で5位、河辺愛菜(中京大)は6位、吉田陽菜(木下アカデミー)は9位だった。銅メダルを首にかけた佐藤に笑顔は少なかった。「表彰台はうれしいんですけど…」。頭を占めたのは調整の失敗。本番前の昼寝をルーティンにしていたが「寝なきゃ寝なきゃって思えば思うほど寝れなくて」。さらに6分間練習後から演技までの間も「体が動いてない」と判断し通常より汗をかいたことが逆効果に。「本番前に疲れてしまった」と反省が先に立った。実際、冒頭の4回転ルッツは手をつき、4回転トーループも着氷が乱れた。スピンのミス、ステップシークエンスのつまずきなど「(心身の)持っていき方など課題が大きかった」と影響は色濃かった。
自己記録を更新したSPでは磨いてきた技術、表現面で昨季を超える評価は得た。悔しさ募る3位も、原因は明確。昨年からのGP4戦連続メダルは、さらに点数を積み上げられる確信と表裏一体だろう。約1カ月後の第4戦フィンランド大会へ「最初から最後まで全力の演技ができるように」と肝に銘じた。
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