【グラフ】沖縄への訪日客、いまだ回復途上 人手不足などで空・海路に影響 - 琉球新報デジタル
沖縄県文化観光スポーツ部が25日発表した2023年度の入域観光客数は前年度日25.9%増の853万2600人だった。国内客が726万9100人で過去最高となり、全体をけん引した。コロナ収束後の観光需要の戻りが鮮明になった一方、インバウンド(訪日客)の戻りはまだ鈍く、課題となっている。しかし、人手不足などから航空路線やクルーズ船の戻りがいまだ完全ではなく、空路客は「コロナ前」の18年度と比べると52.8%に、海路客は同26%にとどまる。
24年度には那覇―釜山線の再開や那覇―バンコク線の新規就航、下地島―仁川線の新規就航などが控える。クルーズ船の寄港スケジュールも23年度を上回ることや、円安の効果も期待できることから、海外客もさらなる回復が見込まれている。 国内客は前年度比10.6%(69万4600人)増の726万9100人。過去最多となった。23年5月に新型コロナが5類感染症に移行したことで、県内イベントが通常開催され、旺盛となった国内の旅行需要を取り込めたことや、FIBAバスケットボールワールドカップの沖縄開催などもあり、伸びを後押しした。 24年度は、コロナ禍を経て高揚した旅行マインドがいったん落ち着くことが見込まれるが、デフバレーボール世界選手権大会や沖縄空手少年少女世界大会などの大型イベントや、大人数を輸送するクルーズ船の寄港が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込まれる。
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