今週放送された連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合)第5週「ほんまの家族や」は、スズ子(趣里)が香川で自らの出生の秘密を知って大阪に帰り、スズ子と秋山(伊原六花)...
今週放送された連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合)第5週「ほんまの家族や」は、スズ子(趣里)が香川で自らの出生の秘密を知って大阪に帰り、スズ子と秋山(伊原六花)に東京の梅丸楽劇団(UGD)から引き抜きの話が来て、大和礼子(蒼井優)が病気で亡くなり、スズ子が東京行きを決めるという、盛りだくさんの内容だった。23話で物語は3年後の昭和12年(1937)に。24話ではスズ子が東京に行くことで親子の縁が切れてしまうのではないかと、それぞれに思い悩む娘と母の姿が描かれた。25話では、スズ子を手放したくないあまり一度は取り乱して反対したツヤ(水川あさみ)が、梅吉(柳葉敏郎)に心をほぐされ、改めてスズ子に東京へ行くよう、背中を押す。そしてスズ子は今週の最後まで、香川で見聞きしたことを両親に話さなかった。スズ子とツヤが互いの胸の内を全て打ち明けあって、あらためて母娘の絆を確かめ合い、抱擁する……というような展開を期待していた視聴者も、少なからずいたかもしれない。しかし、あえて「スズ子もツヤも思いを胸に秘めたまま、口に出さない」という筋立てにしたのはなぜなのか。制作統括の福岡利武さんに聞いた。
「ここは本作りでもとても悩んで、難しかったところです。脚本の足立紳さんと話した中で、全部さらけ出したうえでスズ子が『ワテはお母ちゃんや思てるよ』とするよりは、シンプルに、スズ子はツヤをお母ちゃんだと『思い抜く』という方向に振りました。だから、香川であったことは飲み込ませて。とは言え、スズ子としてはとても飲み込みにくい事実。第5週ではスズ子の感情がすごく揺れるんですが、そのうえで『ツヤが本当の母親だということに何の疑いもない』というスズ子の思いを描きたかった。そしてツヤもまた、同じ思いだったということなんですね。スズ子をキヌ(中越典子)からもらい受けてはいますが、『本当の子として育てたいんだ』という強い思いをずっと抱き続けてきた。そのツヤの気持ちをスズ子自身が強く感じ取って、いちばんわかっていて、だからこそグッと飲み込むというほうが『深い』んじゃないかと。ツヤの『深さ』を意識して、知ったことを全部話したうえで感情をぶつけ合うというよりも、言わなくても家族として飲み込んでいくという選択をしました。それがスズ子らしいかなと思いました」【出演】趣里 水上恒司/草彅剛 蒼井優 菊地凛子 小雪...
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