'せめてチャレンジャー賞で、ささやかな金銭的な報酬を示したい'(ドワンゴ川上氏)加藤文元 →「abc予想」証明正否に私財で賞金1.4億円、数学界の「混乱に決着を」
つまり、通常の数学的文法、つまり何が正しいかではなく「○○氏が疑義を表明しているので、おそらく正しくないんじゃないか」といった「憶測」で判断されている印象があるのです。しかも、当の論文があまりにも長大なので、誰も理解しないまま話が進んでいる。その理由として、IUT理論が、人間として立ち向かうことが困難なレベルのボリュームの問題になっているからもあるのではないか、と考えるに至りました。そして、この理論の「大きさ」に立ち向かうことに対するリワード(報酬)がまったくないことに気づきました。
ここにおられるフェセンコ先生も、この論文の査読、理解に2年ほどかかったといいます。でも、それに対する見返りが「理解できた」だけだと、さすがに数学の専門家、研究者でもためらいが生じるのではないでしょうか。また、なぜIUGC賞ではなく個人的な賞としたか、その理由についてですが、もともと「論文は受理されているのに混沌状態」という状況自体、数学世界では異常なことです。そこへさらに、「受理された論文の間違いを指摘した人に賞金を」というのは、数学の世界の流儀に反する、つまり、IUGCという研究母体で行うにはふさわしくない、と考えたためです。──ベンチャービジネスをやってきた1人としての勘で言いますと、「もっともやっている人たち」、「中心にいる人たち」の熱意や確信には可能性がある、そこに大きな期待がありますね。2018年、この理論に批判的なドイツの数学者2名、数論幾何学が専門の数学者、ペーター・ショルツェと、...
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