「白じゃないとダメですか?」大人もはくおむつ◆試作品にいいね15万回、変わる価値観【時事ドットコム取材班】

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「白じゃないとダメですか?」大人もはくおむつ◆試作品にいいね15万回、変わる価値観【時事ドットコム取材班】
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カラフルに染められた大人用紙おむつの写真が、SNSで何万件もの「いいね」を集めていた。「ブランドの勝負下着みたい」「気分が上がる」―。写真を投稿したのは、兵庫県内で障害児向けの放課後等デイサービスを経営する平林景さん(46)だ。大手製紙メーカーが国内の子ども用おむつ事業から撤退し、大人用に注力するなど、少子高齢化で注目が集まる「これからの大人用おむつ」の姿を取材した。(時事ドットコム編集部 斉藤大)

平林さんがおむつをカラフルに染めたきっかけは、介護施設で働く友人から「大人は初めて紙おむつを身に着けるとき、たいていとても抵抗する」という話を耳にしたことだった。分かるような気もするが、実際にはくとどんな気持ちになるのだろう。白い紙おむつを購入して脚を通してみると、確かに「何とも言えない抵抗感と、おしゃれをあきらめさせられるような敗北感」に打ちのめされた。

「もしかして、原因はこの色なのでは?」と思いついた平林さん。市販品を調べてみると、大人用紙おむつはほとんどがデザインの似た白色のものばかり。「下着に比べて選択肢が少ない。自分もおむつのお世話になるときが来たら、このデザインは嫌だ」と痛感した。試しに、耐水性のある絵の具で市販の紙おむつの外側を黒色に染めてからはいてみたところ、抵抗感がかなり和らぐことが実感できたという。 平林さんは「色の持つ力は相当大きい」と確信。ブランド下着のようにカラフルに染めたり、レースやリボンで「勝負下着」風にしてみたりと、さまざまなバリエーションを模索していった。写真を投稿するたびにX(旧ツイッター)で大きな反響を呼び、賛意を示す「いいね」の数は計15万件を突破。「せめて色を選べれば気持ちが楽になる」「自分が身に付けている下着と近い色や形状なら、おむつも抵抗なくはけるのではないか」と好意的な意見が寄せられた。子どもの頃からおしゃれに高い関心があったという平林さんは、これまでに美容師や美容専門学校の講師といった職を経験。2016年に自身と同じ注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子どもらを受け入れるデイサービスの運営企業を立ち上げ、兵庫県尼崎市内で複数の施設を経営している。「福祉とおしゃれを掛け合わせて、福祉や障害者のイメージを明るく華やかにすること」を目標に掲げ、19年には「日本障がい者ファッション協会」を設立した。

こうした活動を始めたのは、同じくファッションが大好きだった知人が、障害が理由で「もう俺はおしゃれをあきらめた」と落胆していた姿に心を痛めたことがきっかけだった。車いすで試着室に入るのは難しく、デザイン性の高い服はひとりで身に付けにくいものばかり。障害者がおしゃれを楽しむことすらできない現状を変えるため、「自分にできることはないか」と考えるようになったという。

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