セ・リーグは首位・巨人からDeNA、阪神、4位・広島まで1ゲーム差の中にひしめく大混戦になっている。オールスターまでの9試合、抜け出すチームはどこか。阪神、広島、オリックスで指導者を歴任したデイリースポーツ評論家・岡義朗氏は「巨人が怖い」と...
セ・リーグは首位・巨人からDeNA、阪神、4位・広島まで1ゲーム差の中にひしめく大混戦になっている。オールスターまでの9試合、抜け出すチームはどこか。阪神、広島、オリックスで指導者を歴任したデイリースポーツ評論家・岡義朗氏は「巨人が怖い」と評する。
現在、チームは5連勝。「ベテランの丸が復活して、岡本、吉川と計算できるメンバーがいる。そして新外国人のヘルナンデスが見事にはまったでしょ。スイングを見ているとホームランを狙うのではなく、コンパクトに捉えていって一発になっている。こういうバッターは相手からすればすごく嫌」と岡氏は現状を分析した。 その上で、なぜ巨人が抜け出す可能性が高いのか。「やっぱりベテランが活躍しているチームというのは安心して見ていられる。経験豊富な選手が夏場を迎えることで調子を上げてくるというのもあるしね。投手陣もベテランと若手がうまく融合する形になって整備されてきている。安定感という部分では一番じゃないかなと思う」と語った。
その上で混戦を抜け出すために必要となるのが起爆剤。巨人は2軍調整していた坂本がこの日から1軍昇格する見込み。「今の打線に坂本がどういう状態で戻ってくるか。いい状態であれば間違いなく怖さは増す。そしてベテランに引っ張られるような形で若手が結果を残し出すと、もっと歯車はいい形で回っていく。そういう意味でも坂本の存在感っていうのは大きいと思う」と評した。 「巨人を見ているとそこまで大崩れしなさそうなチームになってきている。現状、3連敗をしたチームが争いから脱落していく感じになるんじゃないか。1勝2敗、2勝1敗で進んでいけば、すぐに取り返すことはできる。だが同一カード3連敗となるとやはりダメージが大きくなる」と指摘。「コーチ時代も経験があるけど、大型連敗があるとどうしてもチームは沈んでいく。まだ1勝2敗、1勝2敗で行く方が精神的にも楽。だから大型連敗をしたチームが脱落していく。今年は非常に難しい展開になってきているけど、そこが一つのポイントになるのではないか」と評論した。
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