沖縄などで開催されているバスケットボール男子ワールドカップ（Ｗ杯）は３０日、各地で１次ラウンド最終戦が行われ、アジ
沖縄アリーナで行われたＦ組最終戦の結果、Ｅ組３位の日本は順位決定ラウンドで３１日にＦ組４位のベネズエラ、９月２日に同３位のカボベルデと対戦することが決定。Ｆ組のスロベニアとジョージアは２次ラウンド進出を決めた。
Ｗ杯日本代表の１２人は、ほぼ全員が３点シュートも打てる選手たちだ。中でも、攻撃のカギを握るシューターが富永啓生（ネブラスカ大）だ。時に驚くようなシュートを決める２２歳の活躍が残る２試合での勝利には不可欠となる。 １次ラウンドの富永は、試合によって好不調の波が激しかった。劇的な勝利を飾った２７日のフィンランド戦では、７本中４本の３点シュートを決めて逆転劇の火付け役となった。一方、大会初戦のドイツ戦では徹底的なマークに苦戦して３点シュートの試投数を２本に抑えられ、２９日の豪州戦では１０本を放つも成功数はゼロに終わった。 豪州戦後、「（世界の相手は）手の長さ、ジャンプ力もある。もっと工夫しないといけない」と反省しつつ、「打つのをやめたらチームに自分がいる意味がなくなる。それが使命なので」とメンタルの強さを見せた富永。勝負どころの爆発力に期待したい。
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